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マスタリングって具体的にはどうするの?

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マスタリングの方法は人によって様々ですが、いったい何をどうするのってマスタリング初心者は考えますよね。

具体的にどんなプラグインをどの順番で指しているのかという解説を丁寧にしてくれている記事があったのでご紹介しましょう。彼は8つのプラグインをこの順番で指しているようです。

  1. Gain
  2. EQ
  3. Stereo processing
  4. Compression
  5. EQ
  6. Gain
  7. Soft clip
  8. Limiting

まずEQで調整(主にピークを取り除いてあげる作業)していきます。

状況に応じて、足りないところはブーストしてあげることもあります。

 

Stereo ProcessingはM/S処理などを通してミックスに奥行きや広がりを与えるのが主な目的です。これは必要に応じて微調整します。プラグインはいろいろありますが、私のお勧めはこちら「DrMS」です。有名なエンジニアDave Pensadoが実際に使用している動画もあります。

Mathew Lane - DrMS

Soft Clipはアナログギアなどで過度にゲインを突っ込んで発生させる場合もありますし、適度なサチュレーション処理を行ってくれるプラグインも多数あります。 必ず必要なプロセスではありませんが、ミックスに生気やツヤを与えてくれます。

 

そして所々にささっているGainですが、これはレベル補正です。コンプやEQをかける前と後の変化をみる時、ゲインが変わっていると違いが聞き取りにくいですからね。

 

いろんなエンジニアの手法を試してあなただけのチェーンを作り上げることが大切です。

 

My mastering chain - signal flow - Production Advice