ミックスにおけるローエンドの調整
成功者がしている3つのユニークな習慣
2017年が始まって間もないですが、みなさんはもう新年の決意をされているでしょうか。あなたが今年こそ音楽で成功させたいと思うなら、あなたを成功に導く習慣が必要になります。
そこで今日は成功者が行っている3つの習慣を自己啓発系ブログ「Pick The Brain」からご紹介しましょう。
1. 日々の目標を設定する
AmexのCEO「Kenneth Chenault」は毎年の初めに優先事項と重要な目標を設定します。この優先事項と目標は長期的ビジョンの一部であり、小さく分解することで容易に達成することができます。小さな目標達成の積み重ねが大きな目標を達成する唯一の方法です。
2. まずは自分自身をケアする
あなたの持っている一番の資産はあなた自身です。成功者は社会的な成功や目標達成だけでなく社会生活(家族や友人との交流)が大切なことを理解しています。自分自身をメンテナンスし、精神、身体の状態を健康に保つことが自分たちの人生を向上させることを理解しているのです。
3. 瞑想する
瞑想が脳にいい影響を与えることは最近の脳科学の常識です。
成功者は1日のどこかで日々のストレスや過労から逃れ、脳と身体を休ませる時間をつくっているのです。
習慣は力です。日々の雑念や雑務に終われずあなたの行動をパターン化し、自分自身を
成功への道に立たせてあげましょう。
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ミキシングに最適な7つのヘッドフォン
あなたが自宅に専用のスタジオを持っていればスピーカーを使ってミックスを行うことができますが、多くの人は部屋で大きな音が出せないためにミックス作業がおろそかになりがちです。
用途に合わせた正しいヘッドフォンを選ぶことで、スピーカーを使わなくてもある程度のミックスができるようになります。
こちらの記事にいくつかのヘッドフォンが紹介されています。
ヘッドフォンには主にクローズド(密閉型)とオープン(開放型)の二種類があります。
クローズドは低音域に強い、音漏れしにくいのが特徴。
オープンは耳が疲れにくく、ハイエンドモデルが多いのが特徴で、その名の通りヘッドフォンの背面がオープンしていて音がガンガンもれます。
しかし背面が開いていることで、抜けの良い綺麗な音質が手に入ります。
以上を踏まえてレコーディングするときはクローズド、ミキシングのときはオープンを使うと良いでしょう。
上の記事には7つのオープンヘッドフォンと6つのクローズドヘッドフォンが紹介されていますので、どんなヘッドフォンを買えばいいか全くわからないという方はお財布と相談して、こちらから選んでみてはいかがでしょうか。
さあ、あなたの音楽を売ってみよう
さて、あなたは最高のアルバムを制作しました。
友達が遊んでいる間もデートしているときも、あなたはベッドルームで何十時間もパソコンと向かい合っていました。そんな手間暇かけて作った音楽も、売り方次第であなたの収入や影響力は大きく異なります。
どのプラットフォームで販売すれば最大の効果がだせるのか、より多くのお金が入ってくるのか、そんな記事をご紹介しましょう。
まずは出版のいくつかの方法をご紹介します。
○Bandcamp
個人で音楽を販売できる最も有名なプラットフォームではないでしょうか。
15%の手数料が取られますが無料で始められ、さらに売り上げのデータや顧客のEmailアドレスも手に入れることができます。これらのデータは音楽を戦略的に販売していく上で大きな武器になります。
しかし多くの人はBeatportなどの巨大サイトで新譜を掘ることが多く、うまくプロモーションしないと、多くの人はあなたの素晴らしい音楽に気づいてすらくれないでしょう。
○CD Baby
Bandcampと似たものですが、有料会員になることで手数料を9%に下げることができます。
○Online Store(iTunes, Amazon, Google Play)
これらは大手の販売サイトです。多くの人が信頼を寄せているサイトなので、より多くの売り上げを得ることができます。
ただセールスコストはiTunesでは30%もかかりますし、顧客のEmailアドレスなどを得られず次のリリースに繋げにくいというデメリットもあります。
販売プラットフォームではありませんがファンと交流し、新しい音楽をプロモーションするのに役立ちます。
○PledgeMusic
音楽に特化したクラウドファンディングサイトです。クラウドファンディングといえばKickstarterやIndiegogoを思い浮かべるかもしれませんが、ABBAなども使用していた比較的大きなプラットフォームです。
○NoiseTrade
ファンはEmailアドレス、郵便番号と引き換えに音楽を無料でダウンロードすることができます。またファンはダウンロードの際、アーティストにチップとしてお金を落とすこともできます。
毎日ファンのもとに届くニュースレターであなたの音楽が紹介され、さらにファンを獲得することもできるかもしれません。
音楽を販売したりプロモーションを行う様々なサービスがありますが、それぞれの特性を生かして組み合わせることでより多くのファン、収入の獲得ができます。
より具体的な方法については下記リンクをご覧になるといいでしょう。
マスタリングって具体的にはどうするの?
マスタリングの方法は人によって様々ですが、いったい何をどうするのってマスタリング初心者は考えますよね。
具体的にどんなプラグインをどの順番で指しているのかという解説を丁寧にしてくれている記事があったのでご紹介しましょう。彼は8つのプラグインをこの順番で指しているようです。
- Gain
- EQ
- Stereo processing
- Compression
- EQ
- Gain
- Soft clip
- Limiting
まずEQで調整(主にピークを取り除いてあげる作業)していきます。
状況に応じて、足りないところはブーストしてあげることもあります。
Stereo ProcessingはM/S処理などを通してミックスに奥行きや広がりを与えるのが主な目的です。これは必要に応じて微調整します。プラグインはいろいろありますが、私のお勧めはこちら「DrMS」です。有名なエンジニアDave Pensadoが実際に使用している動画もあります。
Soft Clipはアナログギアなどで過度にゲインを突っ込んで発生させる場合もありますし、適度なサチュレーション処理を行ってくれるプラグインも多数あります。 必ず必要なプロセスではありませんが、ミックスに生気やツヤを与えてくれます。
そして所々にささっているGainですが、これはレベル補正です。コンプやEQをかける前と後の変化をみる時、ゲインが変わっていると違いが聞き取りにくいですからね。
いろんなエンジニアの手法を試してあなただけのチェーンを作り上げることが大切です。
スペクトラムアナライザーを使った低域のミックス
多くのミックスエンジニアはモニター環境のせいで、超低域(20Hz-50Hz)をうまく聞けずにミックスしています。素晴らしいリスニング環境があればそれは可能ですが、サブウーハーを取り付けた場合でも、ルームアコースティックを整えていなければとてもひどい音になります。
スペクトラムアナライザーはその低域を「見える」化してくれるので、うまく扱えばあなたのミックスは格段に上達します。Voxengoの「Span」(http://www.voxengo.com/product/span/)は無料で使える素晴らしいプラグインです。
Spanの設定は次のようにするのがよいでしょう。
1. ブロックサイズを8192にする
このブロックサイズが大きければ大きいほど正確なモニタリングができます。あまりに大きいとCPUを食ってしまうのでこのサイズで十分でしょう。
2. Low Freqを5Hzにする
不要なローエンドが見えるように。
3. その他の設定
写真の通り
低域はチャンネルごとにハイパスフィルターでうまくカットしていくことで、すっきりした心地よいミックスに仕上がります。
通常キックとベース以外の周波数は100-300Hzあたりの帯域をローカットします。
ベースとキックは24dB/Octaveカットで十分ですが、まだ足りないようなら48dB/Octaveのカーブを使う場合もあります。
○トラックごとの調整
ボーカルは250Hzあたりからカット、ギターやパッドは300Hzからカットするのが一般的です。
キックやベースは20-50Hzをカットすることもありますが、何もカットしないこともあります。レファレンストラックを用いてうまくミックスしてみましょう。
リバーブやディレイなどのエフェクトは250Hzあたりをゆるやかにカットするとほどよくミッド、ハイが強調され、きれいにまとまります。
このチュートリアルがとても参考になります。